不動産を所有している限り、毎年、固定資産税を支払い続けなければなりませんし、管理費や維持費もかかります。不動産の管理を怠ると、放火などの犯罪や、ご近所トラブルに発展してしまう可能性もありますので注意が必要です。

親が元気なうちに家の今後について話し合いをしましょう。

それぞれの意向や、不動産売却の際に必要な書類の準備、隣地との境界など、親が元気なうちに確認しておきましょう。

不動産の所有期間が長くなり税金などの費用が膨らむ前や、家屋に関しては劣化が進む前の売却がおすすめです。

利用する予定がないのであれば、売却すれば管理費用が無くなるだけでなく、売却代金が入ってきます。

売却方法としてはそのまま売却する方法がおすすめです。建物や室内の状態が悪い場合は、マンションであればリフォームを、戸建ての場合は更地にすることで売却しやすくなります。いずれの場合もそれなりの費用がかかりますので、利益が見込めるか慎重に検討する必要があります。