ゴミ屋敷を放置するリスクとして、不動産の劣化があげられます。腐った食品が放置されていると、部屋に悪臭が染み付いたり、床が腐食したりします。荷物が多すぎて換気もできないため、湿気が溜まってカビが生えたりする可能性があります。

・そのまま売却

・ゴミを処理してから売却

・更地にして売却

ゴミを処分してから売却する方法は、最も現実的な手段です。ゴミ屋敷の問題は、ゴミがあるからこそ発生しているため、事前にゴミを処分してしまえば通常の物件として売却できます。ただし、ゴミ処理は素人が自力でできる仕事ではないので、費用はかかりますが専門業者への依頼がおすすめです。

ゴミの量や種類、業者によっても様々ですが、専門業者へ依頼する場合、ゴミ分別や処分を含めて、数十万円から100万円ほど見ておくと良いでしょう。また個人で掃除をする場合も、粗大ゴミの回収費用や家電リサイクル料金、ゴミ袋などが必要になります。ゴミ屋敷の売却においてゴミの処理費用は必要経費です。