持ち回り契約とは売買契約書を仲介会社が売主及び買主のところに出向くか、三者間で郵送しあってやりとりする方法です。

立ち会いをせずに納得してくれる買主であれば、この方法で遠方へ出向くことなく売買契約が成立します。

不動産の近くに住んでいる親戚や、出向くことが可能な距離に住んでいる知人などに、不動産売買契約書の署名・捺印を代理で依頼する代理契約を利用して、売買契約をしてもらう方法もあります。

その際、売買契約時のトラブルなど、代理を依頼した人が負うことになりますので、依頼人は慎重に選ぶようにしましょう。

司法書士は、専門的な法律の知識に基づいて不動産登記や契約書の作成・提出を行う専門家です。

司法書士事務所によっては、不動産登記の移動から売買手続きまでを請け負っているところがあります。

交通費や報酬を支払う必要がありますが、現地立ち会いなど不動産売買契約の一切を代理人として任せることも可能です。