家は人が住まなくなると老朽化が進んでしまいます。こまめに換気や掃除、庭木などの手入れをしましょう。

屋根や外壁などの破損のチェックも行うと良いでしょう。しっかりと管理しないまま放置していまうと、傷みが進み資産価値は下がる一方です。さらに、台風などの災害が起きた場合、瓦などが飛び、通行人に当たってケガをさせてしまい、損害賠償請求されるケースもございます。

空き家の管理状態が悪くなると、「特定空き家」に認定される場合もあります。特定空き家に認定されると、固定資産税が増額する可能性もありますので注意が必要です。

空き家を相続した後、その家屋または敷地を売却した場合、その譲渡所得の金額から3,000万円に控除ができる制度がございます。

相続した空き家を使用する予定がない場合は、この特別措置を活用して売却を進めましょう。

令和6年4月から相続による不動産の所得を知ってから3年以内に登記をすることが法律で義務付けられました。

相続をした場合は、速やかに所有権移転登記手続きをしなければなりません。

正当な理由なく義務に違反した場合は、10万円以下の過料に課せられる場合もあります。